文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP:Brush up Program for professional)」認定研究科の概要

文部科学省は、大学や大学院における社会人や企業などのニーズに対応した実践的・専門的な教育課程の拡大、社会人の学び直しの選択肢の明示化を進めるために、「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成することを目的として、実務に関する知識、技術および技能について体系的な教育を行う」カリキュラムを「職業実践力育成プログラム(BP)」として認定し、奨励しています。

ビジネスデザイン研究科は2002年に社会人のためのMBAコースとして開設され、創造的な事業を構想し、専門化した各職能(機能)を有機的に束ね、持続可能な組織を構築する「ゼネラリストのスペシャリスト」である「ビジネスクリエーター」の育成を目的として、今日まで1000名を超える人材を輩出してきました。授業は主に夜間ならびに土曜に開講され、社会人が学びやすい教育環境の提供に配慮してきました。都心の大学では稀に見る美しいキャンパスは、日常の業務を離れ、リラックスして学びに集中できる場となっています。

ビジネスデザイン研究科の提供する教育カリキュラムは立教大学の建学の精神でもある「リベラルアーツ」教育を基礎とし、実践的・専門的な知識や技能の修得だけでなく、社会人の視野を広げ、激変する今日のグローバルなビジネスの社会を鳥瞰し、将来の進路を決めて飛び立つ勇気と情熱を提供しようとするものです。

実践的な教育は、物事の本質や真理を追求する姿勢を欠けば短期的なハウ・ツー教育に陥りかねません。即座に役立つような教育は、即座にその効果も失われます。無批判に現状の活動を是認せず、日常的に繰り返してきた活動を異なる尺度や視点で見ることで、新たな理論の創造や理論に裏打ちされた活動を選択できるのです。

ビジネスデザイン研究科のカリキュラムは、物事の本質を探究する姿勢を学ぶことにより、環境変化に対応できる創造的な知識を修得し、自ら考える自立した個人を養成するものであり、人間力の涵養を目指すものです。

この度「職業実践力育成プログラム」として認定されたことは、こうしたビジネスデザイン研究科の教育の社会的意義と有効性が改めて評価されたものと考えています。将来を見据え飛躍を志す社会人ならびに次代の人材育成に携わる企業関係者の皆様の期待に応えられるよう、ビジネスデザイン研究科はこれからも努力して参ります。

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