特徴研究科の概要

21世紀の事業構想を担うビジネスパーソンの育成 ~「ビジネスクリエーター」の輩出~

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科は経営管理学修士の学位が取得できるMBAコースです。

21世紀のグローバル化した社会経済にあって、世界は地球規模の構造転換に直面しています。
こうした混迷の時代こそ、社会に新たな可能性を発見し、それに具体的なかたちをあたえ、未来を創造する本当のイノベーションが求められています。こうしたイノベーションの担い手となる人材こそ、ビジネスデザイン研究科が育成する「ビジネスクリエーター」なのです。

ビジネスデザイン研究科は、ビジネスの専門知識の修得に止まらず、多様な専門知識を総合する創造的能力を養成することを重視しています。事業を構想する創造力はビジネスを鳥瞰する知識の幅と奥行きによって涵養されます。
既存の大学院やビジネススクールとは異なり、ビジネスデザイン研究科は新たな社会環境を創造するビジネスを「デザイン」する人材の育成を目的としています。
事業構想を担う創造的な真のゼネラリスト、「ビジネスクリエーター」の輩出がビジネスデザイン研究科のミッションなのです。

ビジネスクリエーターとは

社会に蔓延する閉塞感を打破し、未来社会の可能性を切り拓くことが、今日の日本に求められています。未来社会は新たな事業の構想によって具体化され、実現されます。こうした新たな事業構想を担う創造的人材こそ、私たちが「ビジネスクリエーター」と呼ぶ人材なのです。
事業の構想とその実現は、いわゆる起業家やアントレプレナーのみの仕事ではありません。むしろ創造的な事業の実現は、各個人が自らの役割を認識し、チームとして協働し、自立した個人としてリーダーシップを発揮することで組織的に達成されるのです。ビジネスに関する各分野のスペシャリストが、企業と社会における自らの役割を再発見することは「ビジネスクリエーター」の条件です。
個人の専門知識と多様なスキルを結集し、組織的な事業創造を実現するクリエイティブ人材こそ、「ビジネスクリエーター」なのです。

ビジネスデザイン研究科の魅力

1 充実した入門科目と多様な専門科目

ビジネスシュミレーションとビジネスデザイン(ビジネスプラン)をコア科目に、論理的な戦略的意思決定能力と創造的な事業構想力を養成し、経営の専門知識とスキルを磨く科目群を用意しています。

2 履修しやすい授業スケジュール

ビジネスデザイン研究科の授業は平日夜間と土曜日に開講されています。平日は18:30~21:55、土曜日は9:00~18:50を中心に授業が編成されています。図書館は22時30分、院生室は23時まで開室しています。

3 自由度の高い科目選択と目的に合わせた知識修得

ビジネスデザイン研究科のカリキュラムでは、入門科目や専門科目は、修得したいスキルや学びたいテーマごとに関連する科目群から構成される「モジュール」として編成され、目的や興味に応じて履修を進めることができます。

4 多様なネットワーク形成

ビジネスデザイン研究科では、研究科全体で約200名の学友に出会うことができます。院生の職業や専門知識のバックグラウンドは幅広く、実に多彩で、仕事での立場も経営者や医療従事者、会計士や社会保険労務士など多様です。こうした多様な人材のネットワークが形成される環境が創造的な事業構想の土壌となるのです。

5 池袋駅徒歩7分! 学習密度を高めるアクセスの良さ

ビジネスデザイン研究科は池袋駅から徒歩7分という利便性の高い立地で、社会人の皆さんの学習の密度を高めます。

メッセージ

研究科委員長 庄司貴行から のメッセージ

みなさんの職場は、知らないうちに専門家としての常識を身にまといます。常識は人々を安心させますが、創造的な知識の形成、すなわち非常識を拒みます。しかし、多種多様な人々との情報交換は、常識に囚われない新鮮な知識に触れることができます。そもそも人間社会の発展は、古い常識を破壊し、非常識と思われていたものを新たな常識に変換するプロセスです。
RBS は、みなさんに知識の交換市場を提供し、常識を再考してもらう機会を提供します。陳腐化した常識を捨てる勇気は、新しい自分の発見につながります。

アドバイザリーボードメンバーから の推薦メッセージ

ビジネスをデザインするという活動の根底には、消費者主権・顧客主義といった考え方があると思います。今日、非常識な発想とアイデア、IT技術を活用して無から有の創造、あるいは新しい仕組・システムの構築など、ビジネスチャンスはたくさん存在します。ビジネスデザイン研究科で学び、じっくりと考えていくことで大きなイノベーションを起こすことは可能です。ぜひ、勇気をもって、新しい社会づくりにチャレンジしてください。

株式会社オービックビジネスコンサルタント
代表取締役社長 和田成史

創造性を産み出す人材の多様性 ~ビジネスデザイン研究科 院生の姿~

RBS の魅力のひとつは、人材の多様性です。現役院生の職業や知識のバックグラウンドは多彩で、仕事での立場も経営者や医療従事者、会計士や社会保険労務士など様々です。RBS で形成される多様な人材のネットワークは皆さんのクリエイティビティを促進します。
院生の研究会であるビジネスデザイン研究会によるアンケートから、現役院生の実像をご紹介しましょう。
RBS の院生の特徴は女性比率が高く、年齢層も幅広いうえ、経済・経営系のみならず文学や理工、医療系学部出身など、知識のバック グラウンドも多彩です。従事する仕事も、経営者や営業、経営企画の仕事等、様々です。 こうした人材の多様性のなかで、創造性は培われるといえるでしょう。

在校生の言葉

60 代・男性

歳の離れた優秀な同級生達に囲まれて幸せです。人生の先輩としては、若い世代のために何か役に立てれば…という気持ちも強くなっています。学びの場と共に出会いの場であり、自分の必要性を再確認できる場でもあるかもしれません。50 代、60 代の方々には自信を持っておすすめできます。

40 代・女性

自分のキャリアに疑問を持ったので入学を決めました。いろいろな授業を取って、苦手を見つけて、克服するというプロセスを楽しんでいます。強制ではない自由に学べる環境がとても気に入っています。

30 代・女性

仕事、学業、家庭を両立させるのは本当にハードです。でも、それぞれが自分を理解し、支えてくれることでいい循環が生まれていると思います。大学時代にはなかった充実感と、年代を超えた仲間との時間は、今後の自分の人生に大きく影響すると思います!

20 代・男性

RBS に入学して大変ですが、とても充実した日々を送っています。目玉授業である仮想ビジネスの経営成績を競うビジネスシミュレーションでは社長をつとめさせていただき、経営者としての立場を経験しました。本当に貴重な経験でした。本業とは異なる業務の学問を学ぶことは新鮮で、また、実務に沿った学問はどうやって業務に活かそうかと意欲がわきます。とても大変ですが、前進している事を日々実感できています。

30 代・男性

多彩な講義から得る知識、「学び、学ぶ」事の重要性、楽しさを再認識できます。様々なバックグラウンド、年齢層の人たちとの出会いから自然と湧き上がる議論、そこから得るものは自分にとってかなり有効だと考えています。今の自分の属性からの脱皮、脱却を考えている方は是非とも来てほしい。RBS で得られるものはかなり大きいです。

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