2022/09/07 (WED)
安田直樹准教授がアメリカ経営学会(Academy of Management)2022 International Management(IM) Divisionにて「Best Paper」受賞
OBJECTIVE.
本研究科の安田直樹准教授がアメリカ経営学会(Academy of Management)2022 International Management(IM) Division にて「Best Paper」を受賞いたしました。
対象となった論文は以下の通りです。
「Divestiture of Foreign Subsidiaries for Deletion and Recombination: A Reconfiguration Viewpoint」
本研究は多国籍企業の撤退研究に位置づけられるもので、進出と比べて近年その重要性が指摘されている分野の研究です。
従来の研究では、多国籍企業が海外子会社を売却する目的は事業の終了だけでなく海外オペレーションの再構築であることが示されていますが、2つのタイプの事業売却について記述的あるいは間接的な観察に留まっていました。そこで本研究では、資源再配分の文献に基づいて、親会社や子会社の資源の特性および社会的文脈が、2つのタイプの事業売却に対して異なる影響を与えることを実証的に明らかにしています。
「Divestiture of Foreign Subsidiaries for Deletion and Recombination: A Reconfiguration Viewpoint」
本研究は多国籍企業の撤退研究に位置づけられるもので、進出と比べて近年その重要性が指摘されている分野の研究です。
従来の研究では、多国籍企業が海外子会社を売却する目的は事業の終了だけでなく海外オペレーションの再構築であることが示されていますが、2つのタイプの事業売却について記述的あるいは間接的な観察に留まっていました。そこで本研究では、資源再配分の文献に基づいて、親会社や子会社の資源の特性および社会的文脈が、2つのタイプの事業売却に対して異なる影響を与えることを実証的に明らかにしています。